夏といえば海...
梅雨も明け、海に行かれる方も増えてきてると思います。
実際に海に行ったお客様が来店されました。
来店された途端、言われたのが、
『髪が明るくなった』
『髪がバサバサになった』と。
みなさんも体験されたことがあると思いますが、何故そうなるのか考えてみましょう。
まず、
理科、化学で習ったことがあると思いますが、pHというものが関係してます。俗に言うアルカリ性、中性、酸性と呼ばれるものです。
上の写真をみるとわかりますが、
髪は普通pH4.5〜5.5程度の弱酸性と言われています。
海水はpH8くらいだと言われてるので、アルカリ性ですね。
薄いパーマ液のようなものと考えてみるとわかりやすいと思います。
これが髪にかかると、
パーマ液をつけた髪を遠赤外線のクルクル回る機械で、ずっと温めているのと同じようなことが行われるのです。
結果、髪はアルカリによってダメージを受けることになります。
それとやっかいなのが塩分です。
髪に付着した塩分が浸透圧の関係で髪の水分を吸収していきます。
すると髪の水分がなくなっていき、乾燥してパサパサになっていきます。
髪に付着してる塩分が、さらにゴワゴワさせるというメカニズム。
海に行くと、髪によくないことはわかっていますが、ついつい海水で濡れてしまいますよね。
対処法は、
『なるべく早く洗う!』
しかないのです。
必ずシャワーで海水をキレイに流して帰りましょう。帰宅したらきちんとケアをするようにしましょう。
お客様からの質問は、なるべくみんなで共有できたらと思いますので、何か質問があればいつでも聞いてください!
AGALE hair design
代表 小野あつし
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